外国人留学生の仕事しています
日本に多く在留している外国人のなかに、
私が仕事とする留学生たちがいる。
「日本語教えてるんですか?」と
そう聞かれることが多い。
たぶん、留学生っていうとそういうイメージ。
私は、週に数日のみ専門学校で
「仕事のための日本語」
「仕事のための英語」
「就職のためのキャリア教育」
をしているので、少し違うかな。
また、卒業後に日本企業への就職を希望する
真剣な学生のサポートをし、企業と結びつける会社を立ち上げている。
日本ってね、
遠い昔の鎖国の名残がまだあるのか、
戦争の勝ち負けとか、悲惨な記憶とか、
外国人って事でなぜかまだ特別視している。
西欧人なら、我々英語できないから劣等感、
アジア系やアフリカ系なら少し上から目線、
中国人なら買い物放題の騒々しさ、
不思議なメガネを通して見る。
これが、アジア系留学生の就職を
まだまだ難しくしている現実。
人種は違っても、言語は異なっても、
同じ人間で、能力は別のところにあるのに。
今年はコロナで、誰もが就職難。
留学生に至っては「超」がつくくらい。
内定の取れない学生であふれている。
リモートで学校の授業をしたり、
就活中の学生をSNSでカウンセリングやサポートしたり、海外在住で現在は入国出来ない、日本への就職希望者の教育と職業紹介など。
今の私に出来ること。
これからもやっていきたいこと。
民族や文化、宗教、理解した上で、
人が結びついていく術を知ること
外国人留学生という窓から、
新しい風がどんどん入ってくる。
ニュートラルでいることの大切さ、
伝えていかれれば良いと思う。